「”花と女性”や“花と若いイケメン”の
組み合わせはいっぱいあるのに
なんで“花とおっさん”はないの?」
ネットに溢れる写真や絵を見て
疑問に思ったのが
「花おっさん」を描きはじめた
きっかけです。
花といえば
「そこに在るだけで美しくて愛されるもの」
のシンボル。
かたや
特に今「おっさん」と呼ばれている世代の
男性の多くは、幼い頃から
「(男たるもの)力があってナンボ」
「役に立ってナンボ」
「競争に勝ってナンボ」
というモノサシの下で育てられ
世間も彼らにそういう目を向けてきました。
愛されるためには
力を見せつけなければいけない
役に立つ人間にならなければいけない
人より優れていなければいけない
だから
自分が愛されるに値することを証明するため
周りを力でねじ伏せ
権力や財力を追い求め
やたらと競争に走る
結果
愛されるどころか、周りを傷つけ
疎まれ、孤立する・・・
そして
じつは私たちの心の中にも
「力がなければ
役に立たなければ
人より優れていなければ
愛されない」
と、重い鎧を着て戦っている
「内なるおっさん」が隠れていませんか?
本当は、力なんて誇示しなくても
競争なんてしなくても
人は誰でも、存在そのものが
美しく、愛されるに値するのに。
おっさんたちも、私たちも
そのことに気づき
お花のように生きはじめたとしたら?
戦争も、自然破壊もなくなって
もっともっと平和で、優しい世界に
なるのでは?
作品に登場するのは皆
実在するおっさんです。
私の、この奇妙な創作活動のために
モデルを快く引き受けてくれた
心優しいおっさんたちです。
鎧を脱ぎ、お花をまとった彼らの姿は
他でもない「あなた自身」の
本来の優しさや美しさ
そして安心感の姿でもあります。
ぜひ、あなたの中の
愛おしいおっさんと重ね合わせ
笑って愛でてください。
あなたの頭上にも
地球に優しいお花が咲くことでしょう。






