花おっさんの向こう側(1)0.1ミクロン

先日のこちらの記事でも少し触れたけど↓

「作品のタイトルどうするか」問題

私には、絵を描いた先でやり遂げたいことがありますねん。

それは他の絵描きさんと同じように絵を描いて展示して買ってもらうだけじゃ叶えられへんこと。

でもじゃあ、どんなことをすればそれをやり遂げられるのか

それが分からなくて、特にこの1年は模索ばかりしてた。

最近になってそのあたりを教えてくれそうな人をSNSで見つけ

彼女のコンサルを受けてみた。

「”花おっさん”でどんなことをやりたいの?」

いきなり「絵を描いた先にやり遂げたいことは何?」と問われたのね。

ずっと心の中にはハッキリとあったけど

人に明確な言葉にして話したことはほとんどなかったわ。

こんなこと大真面目に話したらきっと嗤われるって思ってた

「何を途方もないことを」とか

「何を青臭いことを」とか

「できるわけないやん」とか

「そんなヘンテコな絵を描いてるくせに

何を真面目なこと言うてるん?」とか。。。

今までちゃんと言語化してこなかったもんやから

急に聞かれてどう言えばいいのか困ったわ。

でもこれは「花おっさん」のビジネス設計のための大真面目なコンサル

訊いてる彼女は真剣そのものやった。

(あ、私も真剣やったよ。)

これまでみたいに軽くそれっぽいことを言うて逃げるとかできへん。

自分の中にいっぱい詰まってるこの想いをなんとか言語化して搾り出さなければ。。。

「生きてるあいだにこの世界を

0.1ミクロンでいいから動かしたいんです」

やっと搾り出した返事がコレ。

なんじゃそりゃ?よねw

でも私自身は、思わず飛び出した自分の言葉に驚きながらも

「ああ、そうなんだ」ってどこかしっくり来てたの。

そう

私は「花おっさん」でこの世界を

ほんのわずかでも動かしてから死んでいきたい。

目の前の彼女は嗤いはしなかったけど

「どういうこと???」という表情に見えた。

慌てて私は説明を足したわ

「もしプーチンさんが

”存在しているだけで自分には価値があるし愛される”

って信じれてたら

戦争なんてしなかったと思いませんか?」

あああ、余計に訳わからへん(泣)

たまらず私は堰を切ったように説明しはじめたの。

次回のお話「歪んだリーダーたち」

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