生まれて初めての油絵に挑戦してみた☆
こんにちは〜☆
花おっさん画家の鶴園みあです^^
先々月だったかな〜、毎月受けてる木村タカヒロ先生の個人セッションで
「花おっさんを油絵具で描いてみたら?」
って言われたんですよ。
絵具といえば、水彩絵具とかアクリル絵具とか、これまで何度かチャレンジしたことはあったけど、なんだか描きにくくて、続かなかったんですよね〜^^;
いちいち道具を出して、水入れて、とか
終わった後も、筆やパレットを洗うとか
そんなのもめんどくさかったし。
リビングの、人をダメにするソファ(無印良品w)でグダッとしながら描くなんてことも、できないでしょw
だから、「やっぱ、絵具よりこれよな〜」って、最後は必ず、ダーマトグラフに落ち着いてましてん。
そんな私に、よりによって油絵具を勧める!?
って思ったんですが
「水で使える油絵具があってね・・・」
って言われて
「え、どういうこと???」
って思わず興味を惹かれましてん。
普通の油絵具って、最初の下塗りは、絵具を揮発性の油で溶かして塗るそうですね。
聞くところによると、この揮発性の油って、匂いがキツいんだそうで
たぶん、シンナーみたいな匂いなのかな?
まあ、私、シンナーの匂いは結構好きなので、そこは別に大丈夫なんですが
(いや、別の意味で大丈夫じゃないw)
換気のきいたところで使わないと危険だし
ネットで調べたら、アレルギーを発症して、油絵具が使えなくなったという人もいるみたい。
でも、ホルベイン社のDuoという水可溶性油絵具なら、揮発性油の代わりに水を使うので、その心配がない☆
水なら、乾きも速い。
水で溶けるとは言っても、油絵具なので、油絵具特有の色の重ねかたができるし、水彩絵具みたいな色の重ねかたもできる
(絵具初心者の私は、それぞれの特徴を全く知らないけど)
もしかしたら木村先生、ダーマトグラフ(油性色鉛筆の中でも特に油っこい)で、グチャグチャ色を混ぜたり重ねたりして描いてる私を見て
「だったら、油絵具が合うんじゃね?」
って思われたのかもですね。
他の絵具みたいに、1回やってみて結局やめちゃうってこともあるだろうけど、一度は試してみてもいいかも☆
そう思って、手ごろなスターターキットを購入して、やってみました。
支持体は、キャンバス、ではなく、部屋にあった木の板w
今年のお正月に届いた宅配おせちの蓋が、ええ感じの木の板で、何かに使えるかな〜と思って置いてましてん。
いよいよ出番ですw
まず木の板にジェッソを塗り、紙やすりで軽くならします。
私、「下描き→そのうえから本番描き」っていう二度手間が嫌いなので、今までずっと下描きなしの「一発描き」を通してきました。
でも今回はそうもいかないので、おおまかに下描きすることにしました↓
鉛筆で描いた上から、一旦保護スプレーを吹きかけて
(絵具で滲んで汚れないように)
絵具塗りスタート☆
Duoを水だけで溶いて、下塗り↓
水だけで溶いたDuoで、おっさん本体の影の濃淡を塗って、葉っぱも軽く描きました↓
ここからは、水だけでなく油も足してDuoを溶き、重ねていきます↓
なんか、いつもの線描きと違って、おっさんがリアルw
油を足すと乾きは悪くなるのだけど、発色は良くなる☆
乾きが悪いおかげで、乾かないうちに上から別の色を重ねると、色がいい感じに混ざって、グラデーションや陰影なども作れる♪
アクリル絵具は乾きが速いから、これがなかなかできなかったのよね。
お花も足していきます↓
今回は、藤の花だよ☆
そして、おっさん(温泉マニアのジュン爺)を温泉に浸からせました↓
なんかまだ足りない気がして、いろいろやって、出来上がったのがこちら↓
なんでも「初めて」って貴重な体験ですやん。
なのに、生まれて初めての油絵が、お花を頭から生やしてるおっさんの絵って、どうなん?
って気がしないでもありませんがw
油絵具は乾くのに時間がかかるので、1段階終えるごとに1日〜2、3日置きました。
だから、完成まで結構日数がかかった。
でも、ゆっくり迷いながら描きたい私には、すごく合ってる♪
あと、グチャグチャ色を混ざらせて、陰影やグラデーションをつけたい私の描きかたにも、めちゃ合ってる♡
後片付けは、いきなり水で洗うのでなく、先に専用の洗浄液で溶かして、キッチンペーパーで拭き取るのだけど、なぜかそれは苦にならなかった!?
不思議〜w
なんにしても、ダーマトグラフ以来の「運命の出会い」かもしれない♡
これを描きあげた後も、「また油絵具で遊びたい〜!」って思ってるくらいなのでw
(でも今は、今月のグループ展の準備が優先!)
今回の作品は、たぶん3〜4ヶ月くらい乾かさないといけないのかな?
その後、保護剤を塗るのか塗らないのか、タイトル付けとかあるけど、その報告はまたそのときに☆
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